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実話ベース|宇都宮ルールの“紙ゴミ地獄”をどう乗り越える?【紙分別のリアル】
2025.06.02

宇都宮ルールの“紙ゴミ地獄”をどう乗り越える?【紙分別のリアル】
第4話|紙類の分別
紙って、捨てるのは簡単そうに見える。
でも──宇都宮で片付けをしていると、「紙類」が実は最強クラスの“手ごわい不要品”だと痛感する。
今回は、資源ゴミルールが厳しい宇都宮市で、僕たちが直面した“紙類のリアルな片付け事情”と、一般家庭で注意してほしいポイントを紹介する。
■ 宇都宮市の資源物ルールがハードすぎる件
宇都宮では紙ゴミは可燃ゴミとして捨てられない。つまり、“資源物として分別・持ち込み”しないと、処理場で受け入れてもらえないのだ。
そのため、僕たちのような家財整理業者でも:
- 通常のゴミ処理場に持ち込めない
- 専用の資源物処理場に分けて運ばなければいけない
──という、特殊な運用対応が求められる。
■ 地味に厄介な「紙+α」の組み合わせ
最近特に増えているのが、こうしたタイプの紙ゴミ:
- 封筒の“透明フィルム窓”(ダイレクトメール)
- チラシやカタログが“ビニール包装”されている
- 雑誌の表紙に“コーティングされた紙”や“布張り”がある
これらは、紙として出すには一度「ビニールや布をはがす」必要がある。実際の現場では:
封筒をいちいち破いて、窓フィルムをはがし…
チラシのビニールを一枚ずつ剥がし…
雑誌や本のカバーを破って、表紙を分別…
──という、ひたすら地味で果てしない作業になる。
■ 本の仕分けは「重くてめんどくさい」の極み
特に大変なのが「本の分別」。
- 表紙にフィルムや布が貼ってある
- ビニールカバーがかかっている
- 本棚が2階にあり、重い本を下ろす必要がある
表紙は可燃、本文は資源紙…なんて分け方をしていると:
1冊ごとに破いて分けて、しかも1冊1kg超えのハードカバーが山ほど
■ 書類とファイルの分離がエグい
家庭の片付けでよく出てくるのが:
- クリアファイルにまとめられた書類
- バインダーやリフィルで整理された領収書や明細
こうしたものも、中の紙だけ資源物。
つまり:
- 表紙のプラスチック:可燃ゴミ
- リフィル(ポケット):可燃ゴミ
- 中の紙:資源物
■ 地獄のダンボール部屋、その実態
おじいちゃんおばあちゃんの家に多いのが、ダンボール地獄。
潰していないダンボールが山のように積まれ、中には発泡スチロールや干渉材がそのまま残っている。
これらを:
- 一つひとつ潰して
- 発泡スチロールを取り出し
- 割って袋詰めにして
- 資源物と可燃物に分けて処理
──という手順が必要になる。
部屋に積まれた数十個のダンボールを前に、「終わりが見えない…」と呟いたのは僕だけじゃない。
■ まとめ|紙ゴミ、ナメたら痛い目見る。
見た目は“ただの紙”でも:
- 資源物と可燃物の線引きが細かい
- 紙+フィルムの組み合わせが増えている
- とにかく重くて、量が多い
片付けの中でも「紙類」は労力コスパ最悪のひとつ。
だからこそ:
- ルールを事前に把握すること
- 紙+プラはその場で分解すること
- 量が多ければ迷わずプロに頼むこと
「こんなに大変だとは思わなかった…」
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▶ シリーズリンク
- ▶ 序章|家の中に潜む“手ごわい不要品”たち
- ▶ 第1話|大型家具・家電の運び出し
- ▶ 第2話|衣類の仕分けとハンガーの分別
- ▶ 第3話|危険物の仕分け
- ▶ 第4話|紙類の分別
- ▶ 第5話|液体・缶・瓶…中身地獄!
- ▶ 第6話|植木鉢や盆栽の処分
- ▶ 第7話|まとめ(近日公開)