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遺品整理の進め方:心を込めた片付けのコツ
2025.07.25

遺品整理の進め方:心を込めた片付けのコツ
こんなお悩み、ありませんか?
- 何から手をつけていいかわからない
- 捨てることに罪悪感がある
- 親族との意見が合わず片付けが進まない
遺品整理は、ただの“片付け”ではありません。
思い出、感情、そして人とのつながり──
心に寄り添いながら、ひとつひとつ向き合うことが大切です。
目次
- STEP1|最初にすべきことは「関係者との共有」
- STEP2|「動線の確保」から始める
- STEP3|部屋ごとに丁寧に仕分ける
- STEP4|思い出の品と向き合うために
- よくある質問(FAQ)
- まとめ:遺品整理は“心を整理する”時間でもある
STEP1|最初にすべきことは「関係者との共有」
「誰が」「どこまで」「どのように」整理を進めるか、関係者間で事前に共有しておくことが大切です。
残す物・持ち帰る物などの希望を整理し、トラブルの防止にもつながります。
STEP2|「動線の確保」から始める
最初にやるべきは、家の中の動線づくりです。
- 玄関〜リビング
- 階段・廊下・トイレ周辺
作業しやすくなり、ケガのリスクも減ります。
STEP3|部屋ごとに丁寧に仕分ける
一度に複数の部屋を片付けるのは非効率です。まずは1部屋を空にし、仮置きスペースとして使いましょう。
仕分けの基本は「使用頻度による6分類」:
- 毎日使う
- 2〜3日に1回使う
- 週に1回
- 月に1回
- 年に1回
- 1年に1回も使っていない
迷うものは「思い出ボックス」に入れ、後日確認しましょう。
STEP4|思い出の品と向き合うために
写真や手紙など、感情が揺さぶられる物には、無理に向き合おうとせず、「見るタイミングを分ける」ことが大切です。
疲れたら作業エリアを変える、日を改めるなど、心の余白を持ちましょう。
よくある質問(FAQ)
Q. 思い出が多すぎて手放せない。
A. 一旦「思い出ボックス」に保留して、半年後に見直すのがおすすめです。
Q. 家族間で意見が合わない。
A. 最初にルールと役割を決めることで、無用な衝突を防げます。
まとめ:遺品整理は“心を整理する”時間でもある
遺品整理は、物の整理ではなく気持ちの整理でもあります。
無理なく、焦らず、思い出を大切にしながら、未来の暮らしへ一歩踏み出しましょう。
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📍この記事を書いた人
永祚 純(えいそ じゅん)|家財整理・空間づくりの専門家
株式会社AXIA 代表 うつのみや家財整理サービス/オトワリバース
モノを通じて、人と人・世代と世代をつなぐことを大切に活動中