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実話ベース|家中の“小引き出し地獄”をどう乗り越える?【危険物仕分けのリアル】
2025.05.07

実話ベース|家中の“小引き出し地獄”をどう乗り越える?【危険物仕分けのリアル】
第3話|細かい危険物の仕分け
「あ、これ捨てちゃダメだった…」
そう思ったときにはもう手遅れ。引き出しの中に眠るライター、
刃物、電池、医薬品など、“気づかずに捨ててしまうと危ないもの”が家の中には驚くほど多く存在しています。今回は、僕たち「うつのみや家財整理サービス」が実際の現場で直面した“細かい危険物の仕分け”について、注意点とコツをお伝えします。
■ はじめに|一見ただの引き出し。でも中身は“地雷原”
現場でよく見るのが、家中に点在する小さな引き出し。
そこに入っているのは、ただの文房具や日用品だけじゃない。
- 使用済み・未使用が混ざった乾電池
- サビたハサミやカッター、包丁
- 中身の分からないスプレー缶や化粧品
- 使用期限の切れた薬や湿布
- 錆びた工具、壊れた電球
- ペンキ、接着剤、マニキュアなど可燃性物質
分別を誤ると怪我や火災のリスクすらある。
■ 現場でのリアル|「これは何ゴミ?」の連続
- スプレー缶の中身はある?ない?穴あけはOK?
- ボタン電池、リチウム電池、乾電池は同じ?
- 医薬品は燃えるゴミ?不燃?自治体によって違う…
さらに、
- ビニール袋にまとめて「ごちゃ混ぜ」で詰められている
- ベタベタに汚れたまま放置されている
- 鋭利な刃物がむき出しの状態で突っ込まれている
■ プロの対応|ひとつずつ出して、確認して、分類
- 引き出しや棚の中の物をすべて出す
- 乾電池・ボタン電池・リチウム電池などを分ける
- ライター・カッター・刃物は段ボール+養生で包む
- スプレー缶や化粧品は中身確認後、分類
- 医薬品は袋に分け、後から地域の処分ルールに沿って分別
- 匂いや可燃性があるものは別袋で隔離する
「これはちょっと危ないかも」と思った時点で分別を止めて、安全対処へ。
■ 実例|スプレー缶の恐怖!?
実際にあったのが、倉庫整理中に無造作にまとめられたスプレー缶からガスが噴出した事故。
放置されていたガス缶が経年劣化して袋の中で圧がかかっていたようで、破裂寸前だった。
もう一つ印象的だったのが、脱衣所の小引き出しの中。
使用済みの乾電池、カビの生えた薬品、数年前の虫除けスプレーが同じ袋に詰め込まれ、ビニールが溶けかけていた。
さらに最近、自分にもアクシデントが起きた。
200本近いスプレー缶を処理していたとき、防水スプレーの1本が爆発的に噴射し、左目に直撃。
シリコン系の液体が目に入り、激痛で視界がぼやけて、急遽眼科へ。
幸い早期対応で3日後には回復。だが、医師に「強酸性だったら…」と言われ、ゾッとした。
■ まとめ|小さな物こそ、慎重に。
「こんな物まで気にしなきゃいけないの!?」って思ったときには、すでに危ない。
袋詰めで済ませず、「確認してから分ける」が鉄則。
分からない物が多いときは、迷わずプロに任せる判断も大事です。
■ 各話はこちらから
- ▶ 序章|家の中に潜む“手ごわい不用品”たち
- ▶ 第1話|大型家具・家電の運び出し
- ▶ 第2話|衣類の仕分けとハンガーの分別
- ▶ 第3話|危険物の仕分け
- ▶ 第4話|紙類の分別(近日公開)
- ▶ 第5話|調味料・液体の処理(近日公開)
- ▶ 第6話|植木鉢や盆栽の処分(近日公開)
- ▶ 第7話|まとめ(近日公開)
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