家の片付け方の基本:スッキリ暮らすためのステップ
2025.07.23

家の片付け方の基本:スッキリ暮らすためのステップ
こんなお悩み、ありませんか?
- 家が散らかっていて、どこから手をつけていいかわからない
- 毎日探し物ばかりでストレスが溜まる
- 片付けを始めてもすぐにリバウンドしてしまう
この記事では、プロが実践している「家の片付け方」の基本を、具体的なステップとともにお伝えします。
目次
- 片付けの目的とゴールを決める
- 生活の中心=一番長くいる部屋から始める
- 行動回数を減らす「定位置管理」の考え方
- リビングにあるべきでない物を元の場所へ
- よくある質問(FAQ)
- まとめ:片付けの目的は“ストレスフリーな暮らし”
STEP1|片付けの目的とゴールを決める
片付けの第一歩は、「なぜ片付けるのか」「何を目指したいのか」を明確にすることです。
目的が明確になれば、「捨てる・残す」の判断も、片付けの順序もブレません。
快適に暮らしたい/家族が来ても恥ずかしくない空間にしたい/物を探さずに暮らしたい──
そのゴールに向かって、行動を逆算していきましょう。
STEP2|一番長くいる部屋から始める
片付けを始める場所に迷ったら、「一番長く過ごす部屋」から取りかかるのがコツです。
人によってはリビング、寝室、書斎などさまざまですが、自分が一番よく使う空間から着手すると、片付けの効果を体感しやすく、モチベーションが続きます。
STEP3|定位置管理と行動回数の最適化
快適な空間づくりに欠かせないのが「定位置管理」。
よく使う物ほどすぐ手が届く場所へ置く、動線を意識することで“探すストレス”や“無駄な動き”が激減します。
たとえば…
- リモコンはソファの横のサイドテーブルに
- 読みかけの本は、座る位置から手が届く引き出しへ
- 筆記具はデスク上の定位置に
アクション数が少ない=快適な暮らしです。
STEP4|リビングにあるべきでないものは「元の場所」へ
リビングなど生活の中心空間には、「本来そこにあるべきでない物」が混在していることが多いです。
これは捨てるのではなく、“家の中での引っ越し”と捉えましょう。
収納の見直しポイント:
- その物の本来の使用場所はどこか?
- 家全体の収納スペースを把握しているか?
- その場所の収納力を超えていないか?
収納量を超えた場合のみ「手放す」判断を。
あくまで片付けは“捨てること”ではなく、“最適な配置”がゴールです。
よくある質問(FAQ)
Q. 家族が散らかすから片付けが進みません…
A. まずは自分のスペースから整えることをおすすめします。結果が見えると、周囲の意識も変わっていきます。
Q. リビングの物が多すぎてどこから手をつけたらいい?
A. 「テーブルの上」や「ソファまわり」など、自分がよく触る範囲から始めましょう。目に入る場所が整うと気分が変わります。
まとめ:片付けの目的は“ストレスフリーな暮らし”
片付けの本質は、「モノを減らすこと」ではありません。
自分にとって快適で、余計なストレスのない空間を手に入れることです。
そのためには、自分が一番よく使う空間から始めて、そこを“最適化”していくこと。
定位置管理・動線・行動回数などに意識を向けることで、暮らしは確実に楽になります。
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あなたの片付けも、ここから始まります
📍この記事を書いた人
永祚 純(えいそ じゅん)|家財整理・空間づくりの専門家
株式会社AXIA 代表 うつのみや家財整理サービス/オトワリバース
モノを通じて、人と人・世代と世代をつなぐことを大切に活動中