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老人ホームの部屋片付けの現場から

2025.10.16

宇都宮 老人ホーム 遺品整理 不用品回収

老人ホームの部屋片付けの現場から

宇都宮市を中心に遺品整理・生前整理を行っている私たちのもとには、老人ホームの施設からのご依頼が少なくありません。この記事では、実際の現場から見える“ご家族”と“施設職員”それぞれのリアルな事情や、作業の流れをご紹介します。

施設で亡くなったあとの片付けは、誰がどう進める?

老人ホームやサービス付き高齢者住宅などの施設でご本人が亡くなられた場合、残された部屋の片付けは「ご家族」が行うのが基本です。
しかし、葬儀や相続手続き、日常生活などで時間が取れないご遺族にとって、施設まで足を運んでの片付け作業は大きな負担です。

家族だけじゃない。施設職員の“困りごと”も存在します

片付けが長引くと、その部屋を新しい入居者に回すことができず、施設側にも影響が出ます。
また、居室の中に私物が残ったままという状況が続くと、施設職員の方々も精神的・物理的なストレスを抱えることになります。

私たちが行う対応

  • 施設職員との事前連携(居室内の鍵、エレベーターや共用部の使用条件)
  • ご家族への丁寧なヒアリング(遺品の取り置き指示、供養希望の確認)
  • スピーディーで静かな作業(周囲への配慮を徹底)

施設という特殊な環境では、現場の空気感を壊さず、短時間で確実に完了させるプロの対応力が求められます。

こんなご相談が増えています

  • 遠方で何度も来られないので立ち会わずに進めてほしい
  • 遺品の中に通帳・印鑑などがあるので見つけて取り置いてほしい
  • 施設側とのやり取りも代行してほしい

こうしたご要望にも、丁寧に対応しています。

仏壇・写真・人形などの供養も対応しています

施設のお部屋にも、小さなお仏壇やご位牌が置かれていることがあります。
当社では、ご希望があればそれらのお品を丁寧に供養し、後日「供養の様子を収めた写真や動画」をお送りしております。

現場のひとコマ

あるご家族から「どうしても引き取れないけれど、お父さんの思い出が詰まった茶箪笥だけは粗末に扱わないでほしい」と言われたことがありました。
その言葉をスタッフ全員で共有し、解体ではなく搬出による回収を選択し、最後に写真を撮ってお渡ししました。
小さなことかもしれませんが、私たちはこうした“想い”に寄り添える業者でありたいと考えています。

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どんな些細なことでも、まずはお気軽にご相談ください。

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